京都カラスマ大学の活動は、授業以外にもいろいろ。
「カラスマ大学のことを知りたい!」
「話を聞かせて欲しい」
という他団体からの依頼をうけ、
講演したり、ご視察を受けることもしばしば。

今回、そんな依頼があったのは、岐阜県の大垣市から。
お越しになった「おむすび博」のプロジェクトメンバーは、男女11名。

午前中、おむすび博のみなさんのために行った
竹笹堂「伝統と未来」の授業では、
実際に京都カラスマ大学の生徒のみなさんと一緒に受講していただきました。

そのあと、 午後の教室となる、つくるビル1階のギャラリーメインへ移動。
マルニカフェの特製ランチボックス食べて、休憩をはさみ始まった午後の授業は、
ずばり!「京都カラスマ大学の授業の作り方」。
講師はもちろん、我らがマキ学長。

授業のはじまり~

「講座はどのように作るのか」
「先生はどうやってみつけるのか」
「スタッフはどのように集めているのか」
「どのような工夫があるのか」
お弁当を食べながら書いてもらったシートを見ながら、
大垣のみなさんの疑問にもそう形で講義が始まりました。

そういえば、よそのひとから見た
わたしたちの授業づくりの特徴ってなんなんやろう…。
11名の大垣のみなさんと一緒になって、
大学生〈しんや〉は、興味津々、
次週に初コーディネイト授業を控えた〈かなっぺ〉は、予習予習、
その先輩コーディネイター〈ほりうち〉は、復習復習。

マキ学長の話を聞きながら、
そのノウハウを客観的に見直すことができる
スタッフにとってもスペシャルな時間となりました。

授業の様子1

初スタッフ、生後4ヶ月の〈やっくん〉は、いい子でスヤスヤ…。
スタッフの熱い視線を受けながら、マキ学長の流麗な声が響く。

スライド

ベースとなった教材は、以前、大学生スタッフが作ってくれたコーディネイターマニュアルで、
・いつもどんな手順でつくられているのか
・授業づくりには、長女である姉妹校「シブヤ大学」が設計したノウハウがあること
・スマ大初期メンバーが退いた後、なぜマキさんが学長を引き受けたのか
・「シブヤ」と「カラスマ」の違い
などが話され、視察メンバーからは質問も飛び交った。

授業の様子2

メインの「授業づくり」からは逸れるけれど、
なかでも、わたしが心に残ったのが、姉妹「シブヤ」と「カラスマ」の違い。
同じDNA(ノウハウ)を持っている姉妹校にもかかわらず、シブ大メンバーは、専業で生活できてる。
スマ大は学長をはじめ、スタッフ皆が兼業だし、経済的には決して潤沢と言えない。
実の姉妹だって顔も違えば、性格も違う。
嫁ぎ先で生活もガラッとかわる(というのは、余談だけど)。

街が違えば、風景も、人の気質も、距離感も、いろんな要素が変わるから
そして、時代も刻々と変わっていくから、
「カラスマ」ゆえの工夫が、もっともっと必要な時期に来ているのかもしれないな。
ノウハウだけをそのまま持ってきても、経済的にも人員的にも
持続可能なプロジェクトになるとは限らないと気づいて、
「小さくても、続ける」ことを選んでいるカラスマ大学だけど。

授業の様子3

漠然とした危機感と、でもやっぱり「スマ大が好き」なんだよなー。
どうしたら魅力的で持続可能なプロジェクトになるのかなー。
などと考えながら、質疑応答に耳を傾けていた。

集合写真

さて、今年、スマ大におけるわたしの目標は
「少しでも支援サポーターを増やしたい」ということ。
そのために、自分でコーディネイトする授業は、
いろいろ工夫をこらして、実験的に実践していこうと思う。

まずは、この視察の翌週に控えていたサイエンスカフェ
さて、どんなアナウンスをしようか。
このときの心のなかは密かに戦闘体制だったのである。


レポート:ほりうち
写真:てるてる

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