京都カラスマ大学

  1. Home
  2. 概要
  3. 参加方法
  4. 授業・レポート
  5. 先生
  6. キャンパスガイド
  7. ゼミ・サークル
  8. 支援サポーター
  9. 姉妹校

授業詳細

【児童福祉】

子どもとつながる、地域でつながる、私たちがつながる

2012年03月24日(土) 13時00分 ~ 16時00分    教室:京町家室町 遊子庵
  • 授業情報
  • レポートUP
  • フォトレポートUP
  • コメント・トラックバック
※1:本授業の抽選は3月16日(金)に行います。抽選予約受付は3月16日(金)20時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、3月22日(木)24時まで先着順で
お申し込みを受付いたします。
2011年を表す漢字に選ばれた「絆」。
とくに東日本大震災以降、いろいろなところで耳にする言葉となりました。
では、具体的に絆とは何でしょう。

今回の授業のテーマは、子どもに焦点を当てています。
かつては、子どもは社会のもので、周りの大人がみんなで育てるのが当たり前でした。
でも、近所との関係が薄れ、個人主義が強調されるようになってから、
だんだん状況は変わっていったように思います。

もしも、近所の子どもの何かに気付いた時、
私たちはどうすればいいのか、戸惑ってしまうかもしれません。
たとえば、お隣から子どもの泣き声が聞こえてきたとしたら…?
この授業を、そんなことを一緒に考えるきっかけにしましょう。

先生は臨床心理士です。現在のお仕事は児童相談センターに勤める児童福祉司。
児童福祉には様々な専門家が関わっているので、その人たちの仕事内容についても授業で学びます。
授業では、架空の事例問題を使って、参加者全員で考えてみます。
ただ、簡単な問題ではないので、たくさん悩むことになるかもしれません。
そうだとしても、一緒に参加している人の意見を聞くことで、
考えが拡がったり、深くなったりするのではないかと思います。

子ども、教育、地域、生き方…。
ここで考えたことが「絆」を再考することに繋がるのではないでしょうか。
私たち自身が「つながり」を考えるきっかけにしましょう。

【当日の流れ】
12:45 受付開始
13:00 あいさつ
13:10 先生あいさつに続いて、第1部「あれは虐待かな?泣き声通報」について
     各10人のグループで自己紹介の後、ディスカッション
13:55 10分休憩
14:05 第2部「虐待事例」設問1についてグループでディスカッション
14:55 10分休憩
15:05 第2部「虐待事例」設問2、3についてグループでディスカッション
15:50 アンケート記入・集合写真
放課後 希望者のみスタッフと近所でほっこりお茶タイム(自由参加、1時間程度)


(授業コーディネータ:藤 俊哉)

杉本 一正 / 児童福祉司(臨床心理士)

児童福祉司・臨床心理士・NPO法人子どもの国理事 大阪大人間科学部卒業。名古屋大国際言語文化研究科、大阪大高等司法研究科修了。 1989年から児童相談所などで虐待、発達障害、非行、不登校、ひきこもり等の相談に従事する。この間臨床経験の中から異なるフィールドをつなぐ必要性を強く感じ、仕事の傍ら大学で比較文化論や法律を学ぶ。 一方1997年にブラジルサンパウロで日系人帰国児童のフィールドワークを実施したことを契機に外国籍児童の問題に関心をもち、2000年から外国籍児童の自立支援を目的とするNPO活動にも従事している。  現在は専ら児童相談所の児童福祉司として、とりわけ児童虐待の問題と格闘する毎日である。

今回の教室:京町家室町 遊子庵

住所:住所:〒604-0022京都市中京区室町通御池上ル御池之町305番地
電話:075-950ー1639
(お問い合わせは所在場所確認についてのみお願いします。
 授業内容につきましては京都カラスマ大学にお尋ねください)
最寄駅:市営地下鉄「烏丸御池」
教室への行き方:烏丸御池交差点より西にふた筋目(室町通)を左(北)へ曲がり直進左手。
地図を見る

遊子庵は京都の町衆文化の香り高い、中京室町に残る築130年の町家。音楽、映像、アート、メディアなどのクリエイティブな活動、あるいは生活文化を高める活動をしている団体の協働スペースです。町家を通じて、和の文化を感じていただけるよう、様々な企画を開催していきます。

※参加団体のそれぞれの十人十色の発信スペースです。
※遊子庵企画として、まちづくり人財養成講座(京都府共働予定)や町家講座を開催いたします。
※NPO法人遊プロジェクト京都の監事である中島貞夫映画監督に名づけていただきました。

旅人を意味する遊子。ここから始まる旅、ここへ辿りつく旅。様々な人生を繋ぐ場にあって、明日の夢を広げていく。そんな場を目指します。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:まちを、地域を、子どもたちを他人事でなく、自分事にしていきませんか?

「もし、あなたの周りで起こっている虐待にあなたが気づいてしまったら、そのことをすぐ市町村や児童相談所に連絡できますか?」


少しドキッとする内容ですよね。


どうですか、みなさん。連絡できますか?
実を言うと授業を受ける前の僕ははっきりとイエスだとは言えませんでした。
でも、今は「はい!」と言えます。それは、なぜかって。
そりゃもちろん、この授業に参加したからです。


今回の授業は児童福祉司である杉本さんが先生を務め、虐待の事例を上げ、それについて生徒さんを含め全員で話し合うという内容です。
僕にとって「虐待」っていうのはニュースやドラマの中だけの非現実的なもののように感じていました。
しかし、生徒さんのそれぞれの言葉を聞くことで少し僕も問題意識を持てるようになったと思います。


まず、最初に書いた、市町村や児童相談所に連絡できるかという質問ですが、実を言うとあれは全員がイエスと言わなければいけないんです。
これは法律的に決められていることで、虐待を知ってて何もしないことは違法なんです。
法律で決まっているこの内容。
だけど、このような内容の法律があるってことって凄く残念なことだと思いませんか?
社会が抱える問題として、「虐待」も大きな問題です。


そんな問題の原因は…と考えると、
「コミュニティーの欠落?」
「社会のシステムが悪いんじゃない?」
「教育の問題では?」
などなど色々な意見があると思います。
そして、それらはあまりにも大きすぎて、僕たちにどうにかできる問題ではないようにも思えます。
でも授業のディスカッションを通じて色々考えて、自分の意見を吐き出して、相手の考えを聞くことで今まで頭の中で揺らいでいた自分の答えが何だが少しずつ形になってきました。


僕が今回の授業で1番大切だと思ったこと。
それは「じゃあ、自分ならどうする?」ということ。
そして多くの問題を解決できるキーワードがこれです。
今回の先生である杉本さんも、事例を元に話した内容について、
『これは児童福祉司にしか出来ないことでしょうか?』
と何度もおっしゃっていました。もちろん専門家だからこそ出来ることはあると思います。
しかし、問題意識を持つだけで私たちにも出来ることは数多くあるのです。
ほんのちょっとの知識さえあれば、解決できる問題がある。
少しの助け合いが、とても大きな力になるんだと改めて今回、そう思いました。


授業で感じたことをさらに深めて、今回僕が、学んだこと。
それは、話すこと、聞くことの大切さです。
虐待についてもそうですが色々、この社会に生きていると、あまり触れたくないようなこともあります。
でもそのことが必要なら必ず話さなくっちゃいけない。
知らないなら、知ろうとしなければいけないんです。
そして、その会話を逆にちゃんと聞ける心を常にもっていないといけないということではないでしょうか。
専門的なことは、専門家に任せればいい。自分は自分のことだけすればいいという感覚は徐々に今はなくなっていると思います。
素敵な社会とは言葉では簡単ですが、それっていったいどんな社会ですか?
まずはそれがどんな社会であるか話し合ってみるのはどうでしょう。
きっとそこがスタート地点。
話すことは一人ではできません。
素敵な社会をつくるためには、今回の授業のキーワードでもある「つながり」のある社会でなくてはならないのではないでしょうか。

酒井 直樹

※写真をクリックすると拡大します。


 

この授業への皆さんからのコメント

コメントがありません。 ご質問・ご感想など、コメントをお書きください。
コメントを投稿するには、会員登録した後、ログインして頂く必要があります。

この授業への皆さんからのトラックバック

トラックバックがありません。

トラックバック用URL

トラックバック
上の画像の英数字を、上記テキストボックスのurlのあとに入力して送信してください。
例)http://karasuma.univnet.jp/subjects/trackback/136/a1b2c3d4e5
また、トラックバックは承認制のため表示に多少時間がかかります。


レポートUP
カテゴリ:【児童福祉】
定 員 :20人
参加対象:どなたでも