京都カラスマ大学

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授業詳細

【日本文化】

無になるじかんの提案(4)〜両足院の坐禅体験〜

2015年03月22日(日) 07時40分 ~ 09時30分    教室:建仁寺塔頭両足院
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1:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、3月18日(水)22時までとさせていただきます。(ただし、定員となり次第締切)。
※2:両足院への志納料として、当日「おひとり2,500円」をちょうだいいたします。できるだけ、釣り銭のいらないようにご用意願います。
※3:今回の授業は、会場準備のため20日以降のキャンセルは受付できませんのでご理解ください。
※4:服装にご注意ください。防寒用のひざかけやショールをお持ちください。ゆったりとあぐらをかける服装がベスト。ふさわしくない服装は、細身のジーンズ、ミニスカート、フード付き上着です。
2011年3月11日の東日本大震災発生から4年。

東北からはなれた京都に暮らすわたしたちもまた、
自分の無力さを嘆いたり、不安を抱いたりしながら
3.11以前とは異なる日々を過ごしてきました。

そしてまた1年を積み重ねるとき、
あのときに考えたことや感じたこと、不安に思ったこと
ザワザワした気持ちや、またその感覚が
自分から遠くなっていることに気付き、新たな葛藤や
自問を抱いている人もいるかもしれません。

坐禅とは、「自分の内側に向き合い、無になる時間」。
本授業は、東日本大震災直後の3月から、年に1度開催のしているシリーズ授業で、
その方法と意味をまなびます。
教室は、普段一般拝観していない、建仁寺塔頭「両足院」。
先生は、スマ大世代の副住職。
ことしは、坐禅のあとに、みなさんと一緒にゆっくりと朝粥をいただきます。

京都カラスマ大学の取り組みは、「持続可能な社会」を作るきっかけのお手伝い。
地域のセイフティネットとしてのコミュニティづくりをサポートすること。
となりのひととも、遠くのひととも、いつでもすぐに助けあえる知恵をまなぶこと。

「いつもと変わらず」京都のまちとひとをつなげる役割を、
芯をもって担いたいと願う「京都カラスマ大学」が、
できれば今後も毎年3月にくり返し続けていきたい授業です。

<授業アーカイブ>
2011年開催授業のレポートはコチラ
2012年開催授業のレポートはコチラ


【当日の流れ】
7:30 建仁寺内「両足院」門前に集合。出欠確認と集金。
7:40 みんなで寺内に移動。 
8:00 本尊拝観と焼香
8:05 坐禅の説明
8:30 坐禅(あいだに小休憩あり)
8:55 茶礼と法話と粥座(朝粥をいただきます)
9:30 終了

(授業コーディネイター/青山幹子)

伊藤 東凌 / 「建仁寺塔頭両足院」副住職

今回の教室:建仁寺塔頭両足院

住所:住所:京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
電話:075-561-3216
※お問い合わせにつきましては、所在確認についてのみお願いします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学(080-6177-0775)にお尋ねください

最寄り駅:阪急京都線「河原町」下車徒歩10分、京阪「祇園四条」駅下車7分
教室への行き方:四条通より花見小路を南へ、つき当たりが「建仁寺」、その境内南側に両足院があります。
地図を見る

建仁寺の開山・明庵栄西(みんなんようさい)禅師の法脈・黄龍派(おうりょうは)を受け継ぐ龍山徳見(りゅうざんとっけん)禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院。 開山当時は「知足院」。龍山徳見禅師の遺骨が知足院に葬られてからは、徳見禅師の法脈を継ぐ当院3世文林寿郁(ぶんりんじゅいく)の両足院・一庵一麟(いちあんいちりん)の霊泉院などの黄龍派寺院の本院。 創建された当時の両足院は、知足院の別院、または徒弟院(つちえん)として建仁寺開山堂・護国院の中にあったが、天文年間の火災の後、「知足院・両足院」両院を併せて「両足院」と称することとなり現在に至る。通常は一般拝観不可。
両足院ホームページへ

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、
事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:ゆだねて、ゆらいで、ただ座る。

三寒四温の”温”の方、3月にしては暖かい日。
それでも朝方は肌寒く、自転車のハンドルを握る手がかじかみます。
人のまばらな大通りを気持ちよく駆け抜けて、建仁寺塔頭両足院へ。

集合時間は7:30。早朝にも関わらず欠席なしという
大学生(スマ大だけれど)にしてはかなり優秀な生徒の皆さんです。
中には名古屋から4:30起きで駆けつけた方も。
その行動力に思わず拍手してしまいました。

本日の先生は両足院副住職 伊藤東凌先生。
定位置に座られると、ちょうどお庭から光が差し込みます。
私たちスマ大生と一般の方々は40人以上、
巨石が配置された美しい庭に向かって座ります。

坐禅とは”今ただここに座る時間”とのこと。

まずは自己流で坐禅を組みます。
もぞもぞしながら坐禅らしきものを。

しっくりこない気持ちのまま一回目を終えると、
副住職のレクチャーを受けることができました。
いきなり教わるより、自己流との比較をしながら理解できるので
わかりやすいかもしれません。

曰く「意識を身体にお返しする。」
普段意識は脳に酷使されています。
そこから離れ、身体に注意を向けてみるのです。
呼吸に注目するのが最初はやりやすいそう。

坐禅中、仕事のことや家のこと、友人のことなど様々浮かんできます。
意識は海、思考は寄せては返す波のように
いろいろなことが浮かんでは消えていきます。
その波を止めるのは無理です。波の中でただただ漂うのです。(と教わりました。)
 
まぶたは半眼といって(半目じゃないよ)うっすら開きます。
坐禅って目をつぶるんじゃないのか!と、ひとつびっくり。
座り方も下半身だけを床にゆだねて上半身は揺らいでいいそう。
1ミリも動かかないように緊張しなくていいのか!と、ふたつびっくり。

坐禅といえば!って感じの棒でぱーんと肩を打ってもらうアレですが、
身体を意識するためには痛みが早道なのです。
両足院の坐禅体験ではこちらから意思表示をして叩いてもらいます。
私は棒で打たれた瞬間にオナラが出たらどうしようという
漫画的妄想にとりつかれ、お願いできませんでした。

まったく無になることなく坐禅の時間が終わってしまいました、、、
ですが、”考えない時間を作るヒント”はしっかり習えた気がします。

ぞろぞろと本堂に移動し、朝粥の時間に。
食事五観文を先生のうっとりするような声を聞きつつ皆で唱えます。
様々な高さの声が重なると合奏みたいで心地よいなと思いました。

食事中は話してはいけないため、
ジェスチャーでおかわりなどを表現します。
また、最後はお湯を器に注いで、
残しておいたたくわん1枚で器をきれいにします。
なるほど合理的で洗練されていますね。
禅寺修行僧の生活を垣間見つつ、ところかわればマナーもかわるなぁと
ふむふむしつつ、美味しく朝粥を平らげたのでした。

震災直後、たくさんの情報に浸かりきり、
自分を責めたり、様々な状況に憤ったり、、、
心も身体もカチコチになっていた頃を思い出します。
考えすぎはよくない、考えない時間をつくろうと始まったスマ大坐禅授業。

第四回目の今回は「下半身を床に任せる、ゆだねる」という先生の言葉が印象的でした。
自分の足で立っていると思いすぎていて、
地面から支えられていることを忘れているのかもしれない。
カラスマ大学も身体を安心して委ねることのできる地面になれているかな、、、なんて思いつつ。
恒例の集合写真を撮って終了したのでした。

帰り道、睡眠不足で少々イライラしてしまいました。
これは坐禅、続けないと意味ないな、、、
日常生活で意識を身体にお返しする時間、つくろう。
お風呂などもオススメのようですよ!
スマ大授業で初めてのことに出会ったら、
出会いっぱなしじゃなく、思い出してみる。続けてみる。ひとに話してみる。
そこまで含めて授業なのです!


レポート・写真 : もっちー 

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【日本文化】
定 員 :12人
参加対象:どなたでも