京都カラスマ大学

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授業詳細

【日本文化】

さわやかな皐月の朝に茶庭の草ひき!〜眺めるだけでない、茶庭の密かな愉しみ方〜

2015年05月24日(日) 09時15分 ~ 11時30分    教室:有斐斎 弘道館(ゆうひさい こうどうかん)
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1:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、5月21日(木)20時までとさせていただきます。(ただし、定員となり次第締切)。
※2:庭仕事です。服装にご注意ください。女性はヒールのない靴でお越しください。
茶庭(ちゃにわ、ちゃてい)は「露地」とも呼ばれ、
茶事を行うために蹲踞(つくばい)や飛石などを設けた
茶室への道すがらの庭のこと。
鑑賞美よりも実用美を重んじ、自然の野山の趣を尊重します。

京都に暮らしていれば、あるいは幾度も京都を訪れていれば、
よく手入れされているはずなのに、ひとの気配を感じさせない、
実に塩梅のよい茶庭のありように、感銘を受けたことがあるはず。

今回の授業では、この「茶庭」の草ひき作業を体験します。

京都カラスマ大学でこれまでに2度、教室として利用した
「有斐斎 弘道館」にも、素敵な茶室と茶庭がありました。
ここは、儒者・皆川淇園(みながわきえん)が創立した
学問所であったといわれる場所。
いわば、カラスマ大学の大先輩!
明治~昭和初期の美しい数寄屋建築と庭園は、周囲をマンションに囲まれ、
これまでに何度も取り壊しの危機に遭遇しつつも、
有志の手で奇跡的にその美しいたたずまいを今に残しています。

京都に残る伝統や文化は決して「あたりまえ」ではないのです。
お茶や日本文化に縁遠いひとも、「京都が好き」という気持ちがあればOK!
さわやかな朝のひととき、わたしたちと一緒にひと汗かいて、
文化継承の「ありがたさ」を、じぶんの手で実感しませんか。
ただ眺めていただけのときとは違う、
あなただけの茶庭の密かな愉しみ方が見つかるかもしれません。


これまでの弘道館での授業
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新春! すごろく de iPS細胞~遊びから覗いてみる、再生医療の未来~

【授業の流れ】
9:00 受付開始
9:15 はじまりのあいさつ
9:20 草引き開始
11:20 草引き終了
11:30 アンケート、集合写真、解散

(授業コーディネイター 分部雄太、高橋マキ)

太田 宗達 / 庭師、茶人

有斐斎弘道館の庭を作ってきた庭師。コロナブックスの隠れ庭にも取り上げられた達人。ふだんは大学で伝統文化を教えたり、弘道館でさまざまな講座を担当、一方で世界中をとびまわる茶人でもある。

今村友紀 / 「有斐斎弘道館」庭守

有斐斎弘道館の庭守。たくさんのイベントの運営をしながら、来られる方に笑顔で帰っていただけるように、日々手入れをしている。

今回の教室:有斐斎 弘道館(ゆうひさい こうどうかん)

住所:住所:京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524−1
電話:075-441-6662
※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いいたします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学までお尋ねください。
当日の連絡先:080-6177-0775

最寄り駅:京都市営地下鉄烏丸線「今出川」または「丸太町」駅下車、徒歩8分。烏丸通の上長者町通(KBS京都の北東角)を西に入り、一筋目を越えて北側。
(ブライトンホテルから来られる場合は、ホテル正面から南へ、一筋目を東に入った北側)
地図を見る

江戸期の京都を代表する儒者、皆川淇園が創立した学問所「弘道館」の址地とされる敷地に建てられた明治~昭和初期の数寄屋建築。日本の伝統に織り込まれた深い知恵や美への精神性を未来に伝え、新しい知恵を紡ぎ出すための文化の育成機関となるべく、茶道や今様など日本文化に関する講座やイベントを積極的に開催している。



<バリアフリーに関して>
教室はバリアフリーではありません。靴を脱いで、畳座敷に上がっていただきます。ご来場の際は、お手数ではございますが、事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:「草引きならぬおもてなしガーデナー」

今回の草引きの舞台はただのお庭ではありません。儒者・皆川淇園(みながわきえん)が創立した学問所であったといわれる歴史ある有斐斎弘道館の茶庭。

持ち物欄にも普通の草引きグッズに加えピンセットという草引きには見慣れない文字…

ヨーロッパ 3 か月の旅から帰ってきたばかりの私には改めて京都の文化を見直す機会になりそう。今までに経験したことのない緊張感のある草引きの予感と、京都にいるとよく目にする日本庭園に隠されている思いなどを感じられそうな予感で好奇心いっぱいです♪

今回の先生である太田さんから、弘道館お話から、町家、茶室、しつらえ、などのお話をたくさんの知識を交えながら面白く楽しく説明をしていただき、町家保存の大変さ、京都の文化を受け継いでいきたいという思いをうかがいました。

そのあとチーム分けをして、いよいよお庭へ!

退治する雑草を教えてもらいつつスタートです。
とにかく目につく雑草と、放っておくとどんどん繁殖して手におえなくなるコケをピンセットとともに退治です。一点集中、目の前の敵を倒すのに夢中になって、ふとあたりを見渡すと一角に自分の成果がありちょっと満足。

もう少し離れて遠くから見てみると「あの植物が可愛いから目立たせてみよう」などちょっと庭師さん気分。そのうち刈込みばさみ登場で大胆に植え込みをカット。池の水も抜いたりして、ますます本格的に。シダと苔に完全に埋もれてしまっていたマリア灯篭のマリア様も姿を現したのを目にしたときは、チーム一同、思わず感動〜。さらには、「ここちょっと気にならない?」とチーム戦でわいわいと素敵な庭づくり。

約1時間後、すっきりした庭園を眺めて充実感たっぷりです。

茶庭とは茶室への道すがらの庭のこと。鑑賞美よりも実用美を重んじ、自然の野山の趣を尊重し、よく手入れされているはずなのに、ひとの気配を感じさせない、実に塩梅のよい茶庭は訪れる方を思い、その都度心を込めて作り上げられているということ。

ヨーロッパのあちこちの都市を回ってみて、どこに行っても街並みは統一されていて美しさを増し、街並みや建物などからその土地の歴史や人の心などが感じられました。しかし、京都では町家がどんどん減っていき駐車場やマンションに変わり、それとともに文化が失われつつある現実。

そして、生徒さんの中でも朝からさわやかな汗をかいた草引き終了後、始め気が付かなかった玄関に飾られたお花に気が付いた方がおられました。また、今日たった半日関わったことで弘道館への愛着ができたりと、心の変化もあったようです。

単なる草引き、と思いきや、実はひとりひとり学ぶこと感じること気づくことが多く奥が深い授業だったのではないでしょうか。

授業後、生徒さん数人とランチに。ランチ先でももちろんお庭が気になってしまうんですよ(笑)
スマ大を通して輪がどんどん広がりつつあります。奥が深い京都らしいおもてなしガーデナーサークルで新たな輪ができたら楽しそうです♪

レポート:ボランティアスタッフ かずえ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【日本文化】
定 員 :15人
参加対象:どなたでも。とくに日本の文化継承に興味のある方