京都カラスマ大学

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授業詳細

【旅する食べるゼミ】

食べることから世界を広げてみよう~映画「遺伝子組み換えルーレット」から『食を考える』編~

2016年09月24日(土) 14時00分 ~ 18時00分    教室:浮島ガーデン 京都
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※1:本授業の抽選は9月15日(木)に行います。抽選予約受付は9月15日(木)20時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、 9月23日(木)20時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:映画鑑賞とNON-NGOスナックワンプレート代として、当日「おひとり2,500円」をいただきます。釣り銭なきようご用意ください。
格安スーパーで、豆腐が29円!
「おお、ラッキー♬」って、
思わず手が伸びてしまいますよね。

おいしい食べ物が手ごろな価格で
手軽に手に入るのは便利で快適で幸せな事ですよね。
しかしその気軽に手に取ったその食材は
どういう環境で育ったのか。
加工食品はどのような食材が使われ、
体にどう影響するのか気になったことはありませんか?



この授業は、6月に始動した
『旅する食べるゼミ』のゼミ授業2回目です。
テーマは、ひとと地球が抱える食の課題をオールラウンドに。
京都カラスマ大学の「授業」は基本的に1回完結ですが、
ゼミでは今後、文化、映画、旅、食などに興味を持つみなさんと一緒に、
豊かにじっくりと学ぶ時間を紡いでいきたいなあと思います。

さて今回は、アメリカの食のドキュメンタリー映画
「遺伝子組み換えルーレット」を観ます。

食糧政策研究科家・平賀緑さんのお話を聴き、
NON-GMO(遺伝子組み換えではない)スナックワンプレートを
味わいながら現代の食事情について、
遺伝子組み換えについて学びを深め、
語り合ってみませんか?

笑顔と元気の源で毎日体に取り入れるものだから気になる食のこと
食べる。旅する。観る。聞く。感じる…。
五感を使った食の学びを深める旅へ一緒に出かけてみましょう。

【当日の流れ】
13:45 受付開始
14:00 授業開始 はじまりのあいさつ・先生紹介
14:30 ドキュメンタリー映画「遺伝子組み換えルーレット」鑑賞 (解説:中曽根勇一郎先生)
16:00 休憩
16:15 NON-GMOスナックワンプレート[軽食](解説:中曽根直子先生)
16:30 遺伝子組み換えトークセッションと質疑応答(平賀緑先生 中曽根直子先生)
17:00 食について語ってみよう。
18:00 アンケート記入後、解散

(授業コーディネイター/濱上和恵)

平賀 緑 /

食料政策研究家。以前は小さな畑と古民家を借り、手づくりバイオディーゼル燃料で車を走らせ、市民活動から持続可能な食とエネルギーを紹介していました。その後、フード・マイレージの提唱者であるティム・ラング氏率いる研究所にて食料栄養政策を学び、2013年から京都大学の博士後期課程で農業・食料の国際政治経済学の研究を続けています。

中曽根勇一郎 / 「浮島ガーデン京都」経営

1990年代後半より東京のテレビ、ラジオのディレクター、放送作家として活動し世界各地の音楽や食文化にふれる。2011年より飲食業界に転身し沖縄に島野菜レストラン「浮島ガーデン」をオープンさせる。2016年4月、京都に「浮島ガーデン京都」をオープンさせ、現在は京都と沖縄を拠点に、郷土の伝統文化の継承と進化に力を注ぐ。沖縄では、伝統文化や風習をモチーフにしたラジオ番組も企画出演制作を行う。

中曽根直子 / 「浮島ガーデン京都」フードデザイン/女将

2000年初頭に東京の「つぶつぶカフェ」大谷ゆみこ女史を師事し、マクロビオティックの世界を学ぶ。2008年に沖縄に移住後、島野菜と雑穀をテーマにした料理教室をスタートし、2010年に島野菜レストラン「浮島ガーデン」をオープン。沖縄本島や離島をまわり、有機農業の生産者さんたちのネットワークを育みながら、動物性を一切使わない独自の完全菜食(ヴィーガン)のスタイルを確立させて、2016年4月「浮島ガーデン京都」をオープン。

今回の教室:浮島ガーデン 京都

住所:京都市中京区富小路通六角上ル朝倉町543
電話:075-754-8333

※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いいたします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学までお尋ねください。
当日の連絡先:080-6177-0775

最寄り駅:京都市営地下鉄「烏丸御池」「京都市役所前」もしくは、阪急京都線「河原町」「烏丸」駅より、徒歩約10分


<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、
事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

地図を見る

京都および近郊の有機無農薬栽培された野菜・穀物・本醸造の調味料(酢・味噌・醤油)をベースに、動物性食材(魚・肉・卵・乳製品)を一切使わず、精進のこころと禅の感性を取り入れた、現代的なヴィーガン料理を提供するレストラン&バー。最高の自然派ワインや地酒とともに、心も体も清らかに、感謝と喜びがあふれるピースフルな食体験ができる。
▶浮島ガーデン京都WEBサイト

レポートタイトル:「カラダが喜ぶ食材」を自分の目で選ぶ大切さ

カラダをつくる「食」。普段の暮らしで毎日欠かせない楽しい時間。
「みなさんは、この 1 年で印象に残った料理って何ですか?」
今回の授業は、そんなコーディネーターからの問いかけから始まりました。

まずは、受講者同士で自己紹介。
あわせて各々の料理話が皆さん色々と出てきました。こだわりの食材を買って作った、七輪で初めてサザエを焼いたのが美味しかった、生まれて初めて食べた料理、昔は苦手だったけど最近美味しく思うようになってびっくりした……などなど、色々な話が出て和やかな雰囲気になりました。

その後、今回の教室である「浮島ガーデン京都」の中曽根勇一郎先生から「旅する食べるゼミ」の説明とこれから観る映画の紹介がありました。

「旅する食べるゼミ」は前回の授業を皮切りに発足。
(ゼミの詳細や参加は Facebook から:https://www.facebook.com/groups/1121551791220602/
食べることから学ぶということで、宮古島の映画を観て喋り合う授業から今回で 2 回目。
(前回授業レポート:http://karasuma.univnet.jp/subjects/detail/250

今回は、アメリカをはじめとした世界の「GMO」がテーマです。
GMO とは「遺伝子組み換え作物」のことで、英語 “Genetically Modified Organisms” の略称。教科書のようなわかりやすい、現在の GMO に関する問題がわかる映画とのこと。浮島ガーデンオリジナルの Non GMO コーラ(コーラの糖分原料であるコーンスターチは遺伝子組み換えのとうもろこしがよく使われている)をいただきながらレッツ鑑賞!

映画の内容は、ざっくりいうと...
GMO の因果関係ははっきりと立証されたわけではないが、様々な国で GMO 作物を食べた人や動物に健康障害や腸を主とした疾患が増えており、生殖障害や自閉症、アレルギーなどの原因になる可能性もあるとされている。また GMO 由来のエサを食べる牛や豚が死にやすくなり、酪農家にも悪い影響が出、農家の自殺や畑の世話をするときに皮膚が痒くなるなどの事例も紹介された。国の対応としては、 アメリカの食品安全をチェックする FDA と呼ばれる公的機関はGMO は健康被害を起こさないと結論づけている。企業の利益が優先され、米国で反 GMO の感情や運動が高まっている、、、という内容。

映画の上映が終わって一呼吸。
ここで「浮島ガーデン京都」のフードデザイン・女将の中曽根直子先生から、GMO や海外の状況について「日本にあまり情報が来ていない/報じされていない」という大きな問題提起がされました。

アメリカは不買運動が起きており、Non GMO 以外にもグルテンフリーが選ばれる。日本の菓子メーカーも、アメリカでの製品には消費者のニーズが強く化学調味料を使わないのに、日本では化学調味料を使っている現状がある。何かこの状況っておかしい。日本でも意識や関心が高まれば、変わるのでは?と先生は問いかけます。

続いては、3人目の先生。食べ物の政治経済について大学院生として研究を行っている(食料政策研究家)平賀緑先生とディスカッション。

平賀先生いわく、「以前からこの問題に取り組んできた人たちによると、日本は『世界一遺伝子組み換え食品を食べている国』だ」とのこと。日本は世界で 1 番トウモロコシを輸入している。多くはアメリカから輸入。和食にも色々な所にトウモロコシが使われている。

日本は表示されているから大丈夫? 原材料の重量順で上位 3 番目以内まで表示…などなど…全てを表示する必要がない…などなど。本当に信じて大丈夫?

世界中の「植物の種」を販売する企業がとても限られていること、大手スーパーや加工食品メーカーにおいても、世界規模で数社が牛耳っている状況。企業に多様性がなくなって来ており、コモディティ化してきている。消費者も食べるものの選択肢がなくなり、作る側も Non GMO を作りたくても選んでもらえない環境もある。大量効率生産が進みファクトリーファームが増え、大量の農薬や化学肥料が使われている。自分たちが食べるものには企業や政治など色々なものが関わってきている。

本当に今の「食べる」の流れは身体にとっていいものなのだろうか。
社会にとっていいものなのだろうか。
安全・安心、有機・オーガニック、ヘルシーなど色々なワードが出てきているが、なるべく生活圏に距離の近いのもの、農家さんの顔がわかる野菜を選択するのがいいのではというお話でした。

いろいろと難しい話が続いて、受講生の頭がパンパンになりかけたところで、直子先生から、「まずは、4 つの調味料を変えることがポイント」と、今日からすぐにトライできそうなヒントを紹介いただきました。

1.塩(海水からちゃんと取ったもの)
2.味噌(本醸造である、Non GMO)
3.醤油(本醸造である、Non GMO)
4.油(ヘキサン不使用の低温圧搾、Non GMO)

裏のラベルの原材料名をまず見てみるのを始めてみることが第一歩。
トクホ食品も、特殊な甘味料や色々な化学品が入っているから気をつけて。

ごはんを変えるだけで身体が全然変わってくる。良い食材を選んでシンプルな味付けでもおいしく食べることができる。その美味しさに気付くと選ぶものが自然と変わってくる。そんな循環ができればいいのかも。とお話しいただきました。


<ディスカッションの中での生徒のみなさんの声>
・食べる食品を支配するという企業があるのにすごく憤りを感じた。
・安い高いで見てしまうのではなくて、しっかり原料を見て選びたいと思った。
・食べる人のことを想って作っている人から食材は買いたいなと思った。
・いきなり変えるのは難しいから、少しづつ変えていきたい。京都はまだ選択肢が多い街だと思うので、街をそういう観点で見つめ直しながら暮らしたいと思った。
・コンビニ暮らしをしているので、サプリとか飲んだりしてるので、ちゃんと栄養素のあるものを選んで身体を作らないとなと思った。
・作るの面倒だからコンビニに行ってしまう。話を聞いてもっと料理へのハードルを下げても良いのかなと思った。素材が良いものを選んでシンプルに調理して食べるっていう考え方もありだなと思った。
・和食にもトウモロコシがいっぱい使われていることにびっくりした。
・これはダメっていう考えていくとエネルギー的にしんどくなる。こういう良いのを作っているっていう情報を取り入れて、楽しくやるっというプラスの気持ちでやっていきたい。

次の「旅する食べるゼミ」も楽しみですね。
ちょっとづつ自分も肩の力を抜いて楽しみながら、生活を変えていければなと思いました。

参考資料や URL
GMO に関する海外の動向まとめ:http://gmo.luna-organic.org/?page_id=616
大地を守る会(野菜流通):http://www.daichi-m.co.jp/
いでんし くみかえ さくもつ のない せいかつ – 手島 奈緒(書籍):
https://www.amazon.co.jp/dp/4844136461

レポート : 稲田光児
カメラ : さかい

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【旅する食べるゼミ】
定 員 :35人
参加対象:どなたでも/『旅する食べるゼミ』に参加したい方・興味がある方