京都カラスマ大学

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授業詳細

【旅する食べるゼミ】

食べることから世界を広げてみよう~映画『カンパイ!』から、世界が恋する日本酒の魅力を再発見編~

2017年01月15日(日) 14時00分 ~ 18時00分    教室:浮島ガーデン 京都
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※1:本授業の抽選は1月9日(月)に行います。抽選予約受付は1月9日(月)20時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、1月12日(木)20時まで先着順で
お申し込みを受付いたします。
※3:映画鑑賞・ワンドリンク・日本酒試飲・浮島ガーデン特製おつまみ代として、当日「おひとり2,500円」をいただきます。釣り銭なきようご用意ください。
2017年の始まりは、
お正月のハレの気分で日本酒の授業です!

日本酒は長期低迷期を経て
海外から注目され始め
輸出量はこの10年で倍増、
近年では、海外にも蔵元ができているそうです。

今回の授業はこのような
海外での日本酒ブームの裏側で活躍する、
世界に日本酒の魅力を伝えようとする人たちが
主役のドキュメンタリー映画
『カンパイ!』を鑑賞します。



登場するのは、
日本初の外国人の杜氏/フィリップ・ハーパー
日本酒の魅力を世界に伝える酒サムライ/ジョン・ゴントナー
世界を股にかける若き蔵元/久慈浩介(南部美人五代目蔵元)。

映画を観るだけでなく、
もちろん試飲タイムもアリ、
日本酒についてのお話を聴いて語る
日本酒尽くしの授業です。

この日は奇しくも、京都市が
「京都市清酒の普及の促進に関する条例」を制定し、
「日本酒でカンパイ!」が始まった
平成25年1月15日からちょうど4年目。

世界に注目されている日本酒、
知っているようで
海外の人に説明できる人って
少ないのではないでしょうか?

飲む。旅する。観る。聞く。感じる…。
五感を使った日本酒・日本の食文化の学びを深める旅へ
一緒に出かけてみましょう。
放課後は、そのまま新年会へ突入もいいですね♪
日本酒でカンパイ、しましょう!


この授業は、『旅する食べるゼミ』のゼミ授業3回目です。
テーマは、ひとと地球が抱える食の課題をオールラウンドに。
京都カラスマ大学の「授業」は基本的に1回完結ですが、
ゼミでは今後、文化、映画、旅、食などに
興味を持つみなさんと一緒に、
豊かにじっくりと学ぶ時間を紡いでいきたいなあと思います。

【当日の流れ】
13:45 受付開始
14:00 授業開始 はじまりのあいさつ・先生紹介
14:30 ドキュメンタリー映画「カンパイ!」鑑賞
     【解説:中曽根直子先生】         
16:05 休憩
16:20 井上勝利先生・中曽根勇一郎先生の日本酒トーク
     &日本酒の試飲(浮島ガーデン特製おつまみ付き)
17:20 日本酒について、わたしたちも語ってみよう。
18:00 アンケート記入後、解散
<放課後> 新年会をやりましょう。ゼミに興味がある方、大歓迎!

授業コーディネイター/濱上和恵

井上 勝利 / 地方銘柄専門店「山中酒の店」店長

1981年岡山県生まれ。大阪・ミナミの「山中酒の店」店長。日本酒に魅せられて14年、職業として携わって12年。日々の試飲、さらにはフィールドワークによって、お酒のバックグラウンドを探究することを生き甲斐としています。現在の専らの関心は木桶(現役の醸造用の大桶)。

中曽根勇一郎 / 「浮島ガーデン京都」経営

1990年代後半より東京のテレビ、ラジオのディレクター、放送作家として活動し世界各地の音楽や食文化にふれる。2011年より飲食業界に転身し沖縄に島野菜レストラン「浮島ガーデン」をオープンさせる。2016年4月、京都に「浮島ガーデン京都」をオープンさせ、現在は京都と沖縄を拠点に、郷土の伝統文化の継承と進化に力を注ぐ。沖縄では、伝統文化や風習をモチーフにしたラジオ番組も企画出演制作を行う。

中曽根直子 / 「浮島ガーデン京都」フードデザイン/女将

2000年初頭に東京の「つぶつぶカフェ」大谷ゆみこ女史を師事し、マクロビオティックの世界を学ぶ。2008年に沖縄に移住後、島野菜と雑穀をテーマにした料理教室をスタートし、2010年に島野菜レストラン「浮島ガーデン」をオープン。沖縄本島や離島をまわり、有機農業の生産者さんたちのネットワークを育みながら、動物性を一切使わない独自の完全菜食(ヴィーガン)のスタイルを確立させて、2016年4月「浮島ガーデン京都」をオープン。

今回の教室:浮島ガーデン 京都

住所:京都市中京区富小路通六角上ル朝倉町543
電話:075-754-8333

※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いいたします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学までお尋ねください。
当日の連絡先:080-6177-0775

最寄り駅:京都市営地下鉄「烏丸御池」「京都市役所前」もしくは、阪急京都線「河原町」「烏丸」駅より、徒歩約10分


<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、
事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

地図を見る

京都および近郊の有機無農薬栽培された野菜・穀物・本醸造の調味料(酢・味噌・醤油)をベースに、動物性食材(魚・肉・卵・乳製品)を一切使わず、精進のこころと禅の感性を取り入れた、現代的なヴィーガン料理を提供するレストラン&バー。最高の自然派ワインや地酒とともに、心も体も清らかに、感謝と喜びがあふれるピースフルな食体験ができる。
▶浮島ガーデン京都WEBサイト

レポートタイトル:観て、飲んで、知って、考える日本酒の世界

今回の「旅する食べるゼミ」は
すこぶるまじめな内容なのに先生も生徒も酔っぱらっている
という珍しい状況になりました。

まず、日本酒づくりのドキュメンタリー映画「カンパイ!」を観ました。そのあと、映画にまつわる日本酒を5種飲み比べしました。

お酒の専門店の店長である井上勝利先生は
日本酒をひとつ紹介するたびに映画を巻き戻し
関わりのある工場や絞り器の場面を見せてくださったり
基本的な製造方法を噛み砕いて教えてくださったり
とても分かりやすい授業でした。

さて、日本酒の特徴は
・温度で遊べる
・一口ごとに味が変わる
・様々なジャンルの料理との相性のよさ
などがあるそうで、その自由度の高さと繊細さが海外でも評判らしいです。

ドキュメンタリー映画の主要登場人物3名のうち
2人はイギリス人とアメリカ人なのです。

はじめは何も知らなかった彼らが、
いったいどうして日本酒を作ることになったのか
学校を開き、本を出版するまでになったのか
という話を聞いているうちに
あらためて日本酒の魅力に気付かされることになりました。
よく言われることですが、外からの目線って大切ですね。

日本酒作りって、面白そうなのです。
もちろん、すごーく大変そうでもありますけど。

「毎年一年生」
の精神で、意欲的な杜氏は毎年少しずつ違う試みをしていたりします。米、水、搾り方、火入れ、それぞれに工夫があります。

そこには、長い歴史という縦のつながりがあります。
そして、いまや日本酒の世界にも横のつながり、
つまり情報化の流れが来ているようです。

他の蔵へ勉強しに行ったり、同じ機材を特注して使ったり。
いままで杜氏の聖域だった製造工程に、
情報を持った蔵元が自ら乗り込んで、革命を起こしたり。

毎年すこしずつ日本酒の世界は変わっているんですね。

昔は杜氏や蔵元しか飲めなかった生の酒が、
冷蔵技術の発達により運べるようになり、市場に流通するようになりました。

また、昔は大吟醸でないと出せなかったフルーティな味わいが、今は技術革新のおかげで特別純米などでも出せるようになったそうです。
それにより「大吟醸のデフレが起こったと考えるとわかりやすい」と先生はおっしゃいます。

営業の人が、もとい流通の人が商品を知らなければ売れない。
と日本人だけでなく、海外の人も日本酒を学べる場ができました。

さらには、東日本大震災も東北の酒蔵のありかたを変えました。

こうした酒造りに関わる人の努力を知ると、その結晶であるお酒を何も考えずに飲むのはちょっと、もったいないような気がしてきます。

でも、ちゃんと日本酒を勉強するってどうしたらいいんだろう。

「日本酒は種類が多すぎて分からない、と言われがちですが、
 大きく2つに分けるとシンプルです」
と、先生の説明は明瞭でした。

地理と酒質を考え、「北」と「西」に分けると良いそうです。
「北」のお酒とは、たとえば、東北各県の工業技術センターの指導方針に代表される、すっきりとした優等生的タイプ。

「西」のお酒とは、各蔵元の企業努力によって個性を育んできた濃醇なタイプのことです。

まず、温度について気を付けるだけでも違います。
北の地方は寒いのに、お酒はなぜか冷やして飲むものが多いそう。西の方が、燗に合うものが多いそうです。

それぞれに飲み頃の温度があるのですが、瓶に表示しない商品も多いとか。
その情報伝達は酒屋にゆだねられている、と先生は考えています。だから、私たちもどんどん酒屋さんに聞いたら良いのですよね。

また、お猪口の選び方もポイント。
外国ではワイングラスで日本酒を飲む人も多いのですが
これは必ずしも間違いではないらしく
香りを楽しむお酒には向いているのだそうです。

北は香りのウェイトが重いのでワイングラス向きのものが多い。西の熟々とした香りの強い日本酒には、より純粋に味を楽しむために口が開いているお猪口の方が向いているとか。
グラス選びには、味と香りのどちらを重視するかを考えると良いそうです。

もちろん、西日本で「北」のお酒を目指している蔵元もありますし、映画に登場した福島の蔵元は「西」のジャンルのお酒にチャレンジし、評価を得ていたりします。
あくまで、理解の補助線と考えてくださいとのこと。

ふむ。日本酒のお勉強は、思っていたより楽しいみたい。

「新しい飲み方も面白いね、ソーダで割るとか、サングリアにするとかね」と、生徒さん同士の感想タイムも盛り上がり、ほろ酔い気分も手伝って、最後まで活発な意見が交わされました。

酔っ払いながら勉強するなんて、なかなか出来ない経験ですが、面白かったです。

レポート:あっこ
写真:きゃおる

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レポートUP
カテゴリ:【旅する食べるゼミ】
定 員 :20人
参加対象:どなたでも。『旅する食べるゼミ』に興味のある方/日本酒・日本の食文化に興味のある方