京都カラスマ大学

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授業詳細

【環境・食】

摘み菜ってなあに?〜野草を知って、摘んで、食べる〜

2017年06月25日(日) 13時30分 ~ 16時00分    教室: パタゴニア京都
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※1:本授業の抽選は6月9日(金)に行います。抽選予約受付は6月9日(金)20時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、6月22日(木)20時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※3:本授業は、摘み菜茶+摘み菜ケーキ+教科書代としておひとり1,500円が必要です(受講料は無料)。釣り銭なきようご用意ください。
「摘み菜(つみな)」という言葉、聞いたことがありますか。

古くは万葉集の冒頭歌にも歌われている「菜を摘む」という行為。
歌には、籠とヘラを持った乙女が、菜を摘んでいる様子が登場します。
食べるために菜を摘む風習は、このほかにもたくさん歌に詠まれています。

また、京都には、おばんざいの代表格メニュー「菜っ葉の炊いたん」があるように、
ふだんから菜を食べる習慣があります。
でも、この場合「菜」はお店で買う、食用に栽培された小松菜や水菜など。
今回の授業で登場する「摘み菜」の「菜」は、野生の草です。
万葉集の頃と、自然や食の環境は全く変わっているけれど
今の時代に、街の中、野山、海、川、など身近な環境で
野生に生えている「食べられる」草や木を知り
どんなふうに食べられるかを学びます。



「街に生えている草って食べられるの?」
と、びっくりする方も多いでしょう。
犬を飼っているわたしも、
犬の散歩コースを想像すると、ちょっと躊躇してしまいます…。

でも、「摘み菜を伝える会」の藤井先生とお話ししていて
そんなわたしにも、よみがえってきた記憶や習慣。
「そういえば、子どもの頃はペンペン草で遊んでたな♪」
「ついつい、四つ葉のクローバーを探してしまう♪」
「毎年初夏には、家の花壇に生える雑草を見ているのが楽しいのよね♪」
でも、でも、食べるまでには至らなかったんだなあ、わたし。



そんなわたしを見透かすような先生のひとこと。
「生えている草なら、どんな植物でもよいわけではないですよ」

やっぱり(笑)、なるほど!

「摘み菜」とは、いわば知恵のこと。
菜を摘む行為そのものだけでなく
安心して摘める環境や手段を学ぶことを指します。
そして、簡単で安全な調理法を知ることも。
お茶になる植物と作り方を覚えたら、
アウトドアで美味しいお茶が楽しめますよ!と藤井先生。

摘み菜の知恵を知ると、いままで見ていた自然の風景が
ちがった視点で見えてくるはず。
今回の授業では、わたしたちにとって特に身近な
京都・鴨川河川の植生を覚えます。
身のまわりの環境をもっと好きになれたらいいな。
この授業で「摘み菜」の知恵を学んで、
身のまわりの雑草をごちそうに変身させてみよう!


【当日の流れ】
 13:15 受付開始
 13:30 はじまりのあいさつ
 13:50 摘み菜を「知る」時間
 14:40 摘み菜を「食べる」時間
 15:30 摘み菜について「語りあう」時間
 15:50 アンケート記入後、解散

(授業コーディネーター/堀内仁美)

藤井文子 / 編集者・摘み菜を伝える会

山と溪谷社旅行図書部門の編集長として、単行本を多数出版。『四季の摘み菜12カ月』『摘み菜がごちそう』『おいしい雑草 摘み菜で楽しむ和食』の編集を担当し、「摘み菜を伝える会」に入会。代表の平谷けいこに師事し、現在、会報誌を編集しながら各地でセミナーを開催。

今回の教室: パタゴニア京都

住所:京都府京都市下京区立売東町23番地(四条富小路東入ル)
Tel: 075-251-2101

※お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いいたします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学までお尋ねください。
当日の連絡先:080-6177-0775

阪急京都線 烏丸駅、市営地下鉄烏丸線 四条駅: 13番出口より東へ徒歩3分
河原町駅: 9番出口より西へ徒歩3分

<バリアフリーに関して>
教室はバリアフリー設計です。安心してご来場ください。
地図を見る

世界各国で店舗を構えるアウトドアウェア製造企業「パタゴニア」の京都直営店。旧店舗から移転し、四条通に面した現在の場所で2016年10月に再オープンしました。「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。」の理念に基づき、旧店舗の什器やレジカウンターなども引き続き使用しています。現時点で国内最大のフロア面積を有し、広々としたコミュニケーションスペースや多目的トイレも併設。3階のイベントルームでは、さまざまな企画やイベントを開催しています。
▶パタゴニア京都WEBサイト

レポートタイトル:たのし、うまし、深し。摘み菜生活のススメ。

野山や川、街の中など、身近な環境に自生している「食べられる」草や木について学び、自分で摘んで、その恵みを味わうのが”摘み菜”のこころ。世界に食べられる植物は約1万種あり、そのうち野菜として親しまれているのはわずか1000種。現代の私たちは、知られざる9000種もの「おいしい魅力」を知らずに生きているのかも……!? そんな驚きから始まった授業でした。

「まずは、身近な摘み菜に親しみましょう」と藤井先生。出町柳や三条の鴨川沿いで先生が摘んできたばかりという、<コヒルガオ・葛(くず)・苧麻(からむし)・ヒメジョオン・クチナシ>の5つの野草が並ぶテーブルに生徒さんが集まり、実際に見てふれて、匂いをかぎながら、名前当てに挑戦です。全問正解は1名だけでしたが、日頃よく目にする雑草がごちそうになると知り、皆さん興味津々のようす。ちなみに、おひたしや天ぷらなどで食用する際は「50度洗い(50度前後のお湯で洗うこと)」をするのがポイント。雑菌や虫の駆除ができるほか、保存もしやすくなるそうです。

後半の試食タイムでは、4種類の「摘み菜ケーキ」、葛や笹などを特製ブレンドした摘み菜茶「カラスマ茶」をいただきました。特にお茶は「香ばしくて味わい豊か!」と生徒さんに大好評。ここで、このお茶をブレンドしてくださった特別ゲスト・平谷けいこさんの紹介もありました。藤井先生が所属する「摘み菜を伝える会」代表で、20年前から摘み菜を伝える会で料理を伝え続けてこられた方。ニコニコの笑顔で、愛情たっぷりにお話をされる姿が印象的でした。授業後にこっそり聞いたところによると、「①イネ科とマメ科の植物をベースにすること、②摘んだ植物を洗った後、焦がさないよう約10分じっくり煎る」のが摘み菜茶をおいしく淹れるコツだそうです。

また、ケーキを乗せるお皿は、手の平ほどの大きさの「アカメガシワ」の葉。伊勢神宮では古くから、神様への供物を乗せるために使われてきたとか。葉っぱ皿はカワイイだけじゃない。日本の文化と深く結びついているのだなあ!と実感しました。

最後は、「摘んではいけない毒草」についての真面目なお話も。「スイセンとニラ」を間違える中毒事故が毎年発生しているように、長年の愛好家も見誤るほど似ているものが自然界にはたくさん。夏に花を咲かせる夾竹桃も実は猛毒!! 大切なのは「迷ったら”摘まない勇気”を持つこと」と藤井先生。ブームに流されず、コツコツと知識や経験を積み重ねて「摘み分ける力を養っていく」ことが、摘み菜と長く、楽しくつきあっていく秘訣のようです。

レポート:ヤマグチ 写真:かなっぺ

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【環境・食】
定 員 :25人
参加対象:どなたでも/自然が好きな人/アウトドアを楽しみたい人/野草に興味がある人/料理好きな人