京都カラスマ大学

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授業詳細

【日本文化】

無になるじかんの提案(6)〜両足院の坐禅体験〜

2018年03月10日(土) 09時00分 ~ 10時30分    教室:建仁寺塔頭両足院
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※1:本授業は先着制です。申し込み受付は3月8日(木)20時までです。
※2:受講料は無料ですが、両足院への志納料として、当日おひとり1,000円をちょうだいいたします。できるだけ、釣り銭のいらないようにご用意願います。
※3:服装にご注意ください。防寒用のひざかけやショールをお持ちください。ゆったりとあぐらをかける服装がベスト。ふさわしくない服装は、細身のジーンズ、ミニスカート、フード付き上着です。
東日本大震災発生から7年。

2020年の東京オリンピックに向けて
世の中も、季節の変わり目のように
冬から春になろうとしている気がします。

ぼくは福島出身で、
震災の後は初対面の方からなにげなく
「出身地は?」
と聞かれるたびに心がズキリとしました。
相手の悪意のない質問だからこそ、
毎回、故郷の被災状況を
思い返す事が辛かったのです。

7年も過ぎて、そんな気持ちに慣れ、
いなしているような自分の心に向き合い、
改めて故郷や被災について
思い返そうと思います。



坐禅とは、
「自分の内側に向き合い、無になる時間」。
本授業は、東日本大震災直後の3月から
開催しているシリーズ授業で、
その方法と意味をまなびます。
今回はその6回目。
教室は、普段一般拝観していない、
建仁寺塔頭「両足院」。
先生は、スマ大世代の副住職。

カラスマ大学の取り組みは、
「持続可能な社会」を
作るきっかけのお手伝い。
地域のセイフティネットとしての
コミュニティづくりをサポートすること。
となりのひととも、遠くのひととも、
いつでもすぐに助けあえる知恵をまなぶこと。

「いつもと変わらず」
京都のまちとひとをつなげる役割を、
芯をもって担いたいと願う
京都カラスマ大学が、
できれば今後も毎年3月に
続けていきたい授業です。

<授業アーカイブ/レポートはこちらから>
2011年授業2012年授業2013年授業
2014年授業2015年授業2016年授業


【当日の流れ】
9:00 建仁寺内「両足院」門前に集合。
    出欠確認と集金。
9:15 みんなで寺内に移動。 
9:30 本尊拝観と焼香
9:35 坐禅の説明
9:55 坐禅(あいだに小休憩あり)
10:20 法話 
10:30 終了
<放課後>希望者のみスタッフと
     近所でほっこりお茶タイム
    (自由参加、1時間程度)


(授業コーディネイター/高橋健太)

伊藤 東凌 / 「建仁寺塔頭両足院」副住職

今回の教室:建仁寺塔頭両足院

住所:住所:京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
電話:075-561-3216
※お問い合わせにつきましては、所在確認についてのみお願いします。授業内容につきましては、京都カラスマ大学(080-6177-0775)にお尋ねください

最寄り駅:阪急京都線「河原町」下車徒歩10分、京阪「祇園四条」駅下車7分
教室への行き方:四条通より花見小路を南へ、つき当たりが「建仁寺」、その境内南側に両足院があります。
地図を見る

建仁寺の開山・明庵栄西(みんなんようさい)禅師の法脈・黄龍派(おうりょうは)を受け継ぐ龍山徳見(りゅうざんとっけん)禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院。 開山当時は「知足院」。龍山徳見禅師の遺骨が知足院に葬られてからは、徳見禅師の法脈を継ぐ当院3世文林寿郁(ぶんりんじゅいく)の両足院・一庵一麟(いちあんいちりん)の霊泉院などの黄龍派寺院の本院。 創建された当時の両足院は、知足院の別院、または徒弟院(つちえん)として建仁寺開山堂・護国院の中にあったが、天文年間の火災の後、「知足院・両足院」両院を併せて「両足院」と称することとなり現在に至る。通常は一般拝観不可。
両足院ホームページへ

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、
事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:はじめての坐禅体験

まだ肌寒さを感じる3月の早朝、建仁寺塔頭両足院にスマ大生たちが続々と集まってきました。
坐禅体験は、京都カラスマ大学が東日本大震災発生直後の3月から毎年開催しているシリーズ授業。
私は、今回が初めての参加でした。

建仁寺の坐禅体験は有名で、京都に来たからには是非一度行ってみたいと思っていたのですが、なかなか一人で足を運ぶことはなく…
今回の授業が良いきっかけになってくれました。

時間になると、案内に従って靴を脱ぎ、廊下を進み、方丈の前で副住職がいらっしゃるのを待ちます。
鮮やかな緑が美しい庭園に目を奪われますが、張り詰めた空気の堂内に、心はドキドキソワソワ。
みなさんも同じ気持ちだったのか、隣の人と話す声もほとんど聞こえませんでした。
まもなく副住職が現れて、方丈への入り方を習い、方丈の中へ。

あぐらをかき、副住職の言葉に耳を傾けます。
私が「坐禅」に対して抱いていた「何も考えてはいけない」「体を動かしてはいけない」というイメージは、間違っていると知り、いきなり衝撃が走りました。

大切なのは、自分のなかに流れている力を感じ、自分のそとにあるものとの繋がりを感じること。
話を聞いているだけでは正直ピンときません。

頭にハテナが浮かんでいるうちに、早速1回目の坐禅が始まりました。
副住職の教え通り、まずは五感のなかで聴覚に神経を集中させます。
すると、静かだと思っていた堂内にたくさんの音があることに気づきました。
カラスの鳴き声、木々が風になびき擦れる音、遠くには車の走行音も。
普段は意識の外にある音を意識することで、広い世界の中にいる自分を感じたようでした。

その後も休憩を挟みながら、坐禅を繰り返します。
最後の長い坐禅の間は、まるで自分の身体と対話するように、体内を流れる血液や、力が入ってしまっている部分、警策をいただいた痛み、そして激しい寒さ(笑)を感じていました。
そしてあっという間に時間は経ち、方丈の外に出ると、スッと心が開けたような清々しさが。
いつもと少し違って見える景色に胸が弾み、スキップでもするように帰路につきました。

坐禅を通して学んだ、周りの世界を感じ、そこに存在する自身を見つめること。
他者との繋がりが希薄になっている現代において、とても重要なことではないかと思います。
スマ大が毎年、東日本大震災が発生した3月に、この坐禅体験を行なっている意味を強く実感しました。

そうそう、参加者のなかには欧米人のファミリーもいました。(残念ながら、スマ大生ではありません)
日本人でもなかなかしない坐禅を体験した彼らは、どんなことを感じたのでしょうか。
今度坐禅体験をしたことがある外国人の方に出会ったら、是非聞いてみようと思います。

レポート:熊沢紗世
写真:濱上和恵

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【日本文化】
定 員 :10人
参加対象:どなたでも