京都カラスマ大学

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授業詳細

【アート】

京都を撮ること、毎日を記録することー「私のきょうと記録」クロストークー

2018年10月12日(金) 17時00分 ~ 18時00分    教室:元淳風小学校2階「ふれあいサロン」
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※1:本授業は<先着制>です。10月10日(水)20時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
※2:受講料は無料です。
※3:本講座は、「京都国際映画祭2018」内で開催します。
京都に生まれ育ち、暮らす4人。
ギャラリーオーナー、和菓子店主、
染色作家、文筆/編集者に、
ある日、突然手渡されたハンディカム。

4人それぞれ、人生において初めて
ハンディカムを握りしめて過ごした3ヶ月。
日常を暮らす街「京都」から、
「あたりまえ」の向こうに
見えたものは?気づいたことは?
また、自分の日常が編集され、
ドキュメンタリー映像「私のきょうと記録」
という作品になって、改めて感じたことは?

京都の日常をカメラで撮る/切り取ることで、
見えたものは何ですか?

ーーー◆ーーー◆ーーー◆ーーー◆ーーー



本授業は、今年で第5回目の開催となる
「京都国際映画祭2018」の中で開催します。

登壇者は、
ドキュメンタリー作品「私のきょうと記録」
撮影した、京都の4人のキーパーソンたち。
授業のあと、ひき続き同じ会場にて全4作品、
それぞれのドキュメンタリー映像を上映します。


【授業の流れ】
17:00 始まりの挨拶
17:10 クロストーク
18:00 終了
放課後(18:00〜19:00)「私のきょうと記録」上映


(授業コーディネイター:高橋マキ)

永松仁美 / 昂-KYOTO- 店主

京都生まれ。アンティークショップ「昂-KYOTO-」店主。アンティークに現代作家の器を合わせるなど、時代や国をこえたミックス・コーディネイトに定評がある。「昂 KOU KYOTO」ウェブサイトへ

今西善也 / 鍵善良房代表取締役社長

1972年、京都生まれ。「菊寿糖」をはじめ、季節感に富んだ和菓子を作り続ける江戸享保年間創業の老舗「鍵善良房」を継ぐ。「鍵善良房」ウェブサイトへ

吉岡更紗 / 「染司よしおか」6代目

京都で江戸時代より続く染屋で、当代の吉岡幸雄で五代を数える「染司よしおか」に生まれる。アパレルデザイン会社勤務を経て、愛媛県西予市野村町シルク博物館にて養蚕、製糸、撚糸、染色、製織を学ぶ。2008年「染司よしおか」に戻り、自然界に存在する植物染による制作を行ない、古社寺の行事に関わり、復元にも取り組んでいる。「染司よしおか」ウェブサイトへ

高橋 マキ / 文筆家/編集者/京都カラスマ大学学長

京都在住の文筆家/時々、わこものスタイリスト/ボランタリーに、NPO法人京都カラスマ大学代表理事(学長)。書店に並ぶあらゆる雑誌、書籍で京都特集記事の執筆、時にコーディネイトやスタイリングを担当。古い町家でむかしながらの日本および京都の暮らしを実践しつつ、「まちを編集する」という観点から、まちとひとをゆるやかに安心につなぐことをライフワークにしている。NPO法人京都カラスマ大学学長。著書に『ミソジの京都』『読んで歩く「とっておき」京都』『私家版 珈琲のはなし。』『ときめく和菓子図鑑』。編集書籍に『男前豆腐店の実録豆腐料理集 男の100連チャン』『家族野菜を未来につなぐーレストラン粟がめざすもの』。 blog「日々是京都。」へ

今回の教室:元淳風小学校2階「ふれあいサロン」

住所:京都市下京区柿本町609-1
※授業内容につきましては、京都カラスマ大学(080-6177-0775)までお尋ねください。

最寄り駅:市バス206、207、6、18などで「島原口」下車すぐ。JR「丹波口」駅より徒歩12分。阪急線「大宮」駅2B出口より徒歩15分。地下鉄烏丸線「五条」駅4番出口より徒歩16分。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)
地図を見る

学制公布より前の1869(明治2)年に住民組織が創設した開校147年の伝統校。2017年4月に学区が隣り合う醒泉小と統合し、新たに下京雅小学校が誕生したことを機に廃校した。1931(昭和6)年竣工の、レトロモダンな鉄筋校舎が残る。

レポートタイトル:非日常都市、京都の日常を覗く

東京で生まれ育った私は、京都の街並みにはどうしても旅行者的眼差しを向けてしまいます。
それはきっと、この街に溢れる何百年と続く伝統と接点がない生活を送ってきたからだと思います。

今回上映されたドキュメンタリー「私のきょうと記録」には、そんな自分とは正反対の、生粋の京都人4人の眼前に広がる京都の日常がありのまま映し出されていました。
3ヶ月ごとにリレー形式で4人の手に渡った1台のビデオカメラが、京都の1年を記録しました。

ビデオを託されたのは、祇園生まれ祇園育ち、現在も祇園でギャラリーを営む永松仁美さん。江戸時代から続く京都の染屋「染司よしおか」6代目で、現在伏見にて植物染制作を行う吉岡更紗さん。江戸の享保年間に創業した京菓子屋「鍵善良房」にて和菓子を作り続ける今西善也さん。京都の文化を世に伝える文筆家であり、カラスマ大学代表理事でもある高橋マキさん。個性豊かな4人が、全く異なる京都の風景を紹介してくださいます。

観客の私たちも、京都に住む人々と同じ目線に立って街を眺めます。
ナレーションからその人の頭の中を少し共有します。
そうすると、たとえ行ったことがある場所が映し出されても全く異なった視点で街を楽しむことができるのです。
街とは、旅人では味わえない奥深さの上に成り立っているのだと気づかされました。

歴史都市だからこそ、外見的な特徴が取り上げられがちな京都。
どれほどの訪問者が、その裏で繰り広げられる物語を見ることができるのでしょうか。
繊細な手間であったり、古くから続く意味の踏襲であったり、横幅の広い人間関係であったり。
どうしても、実際にその内側で文化を創る立場からでないと見えない世界というものがあります。
そしてそれは、世界に名だたる芸術家ではなくても、京都の住民1人1人から成り立っています。
このドキュメンタリーは、そういった深みを非常にわかりやすく親しみやすい形で丁寧に記録しています。

特に印象的であったのが、1年という期間を利用した四季折々の京都像です。
人間が今ほど自然をントロールできなかった時代、季節の彩りを贅沢に取り込んで感性豊かに創られる文化には脱帽します。
そして、それは現代まで受け継がれているのです。旬の植物や食物から創り出される色や和菓子、季節の行事に合わせて集まる人々、景観の移り変わりを楽しみながら歩くいつもの道。
この場所で幾度も年を越すからこそ継承され、板につく京都の過ごし方というものを感じました。
そして、東京都心部のような現代都市では忘れ去られてしまっている季節との向き合い方を改めて考えさせられました。

今回のドキュメンタリーは、そんな京都の内側のほんの一例です。
この街の層はとてもぶ厚いようです。

私の京都生活はまだ始まったばかり。
これからなかなか開拓し甲斐のある街だと、思わず口角が上がってしまいました。


レポーター:ニシムラユミ 写真:高橋健太

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【アート】
定 員 :25人
参加対象:どなたでも