京都カラスマ大学

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授業詳細

【他団体主催講座】

伏見な冬の1日〜酒蔵見学と町歩きB〜「歴史見学コース」

2010年01月23日(土) 09時00分 ~ 15時30分    教室:松本酒造株式会社と伏見の街
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※1:本授業の抽選は1月14日(木)に行います。抽選予約受付は1月14日(木)18時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、1月20日(水)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
伏見の魅力を再発見!
今回の授業は、酒どころ伏見が舞台です。

午前の部の教室は、創業200年以上の歴史を誇る「松本酒造」。まずは、ご当主の松本保博さんを先生に迎え、お茶とお菓子のおもてなしを受けながら、「伏見の日本酒の歴史」、「酒造の歴史」や「酒造りに対する想い」をお話していただきます。その後は、実際に蔵の中で冬の新酒造りの工程を見学したり、お酒を利き酒したり、伏見の酒文化を存分に知ることができます。これまでは秘伝とされてきた非公開の酒蔵で、職人さんがどのように酒造りに取り組んでいるかわかるでしょう。

午後からは、伏見の街が教室です。「町並見学コース」と「歴史見学コース」に分かれて街を散策。酒蔵が立ち並ぶ景色や幕末の史跡など、ゆっくりじっくりと町の魅力を学びます。

「歴史見学コース」班の先生は、龍馬を語らせたら止まらない(?)、株式会社のぞみの白井直登さん。秀吉時代から残る町名や、お寺、鳥羽伏見の戦いの戦場となった御香宮神社などを巡り、意外に知られていない伏見の歴史に迫ります!教科書には載っていない伏見の歴史を見ていくと、誰も知らない伏見が見えてくるかもしれません。伏見が歴史の表舞台に現れるのは安土桃山時代と幕末。「伏見で始まり伏見で終わる」をテーマに、その遺構を追いながら伏見の街を歩きます。

午前は酒蔵で、午後は街を歩きながら、新しい発見をしましょう! この1日を通して日本に誇る伏見のお酒や街の魅力を知って、「伏見にもこんな楽しいものがあったんだ!」「また伏見に来てみよう」と思ってもらえればうれしいです。

※本授業(午前の部)は、株式会社のぞみが主催する「京都新酒造り特別公開」イベントに、京都カラスマ大学特別枠をいただき実施いたします。


【授業の流れ】
9:00 松本酒造株式会社[迎賓館]にて、説明を受けた後、新酒造りの酒蔵見学
10:30 利き酒体験 ※20歳未満の方はご遠慮ください
11:00 午前の部終了、一旦解散
<昼食/各自>
12:50 伏見桃山駅に再集合
13:00 「歴史見学コース」は、秀吉時代から残る町名や、お寺、鳥羽伏見の戦いの戦場となった御香宮神社などを巡ります。
14:30 松本酒造に再集合、 2班報告会
15:30 午後の部終了

【注意事項】
※1:午前の部への参加費として、集合場所にておひとり1,750円(特製MAP付き)をちょうだいします。できるだけ、釣り銭のいらないようにご用意願います。
※2:午後は、街を散策します。歩きやすい靴、暖かい服装でお越しください。
※3:本授業(午前の部)は、株式会社のぞみが主催する「京都新酒造り特別公開」イベントに、京都カラスマ大学特別枠をいただき実施いたします。当抽選にもれても、一般としてイベントへの参加は可能ですのでご了解くださいませ(午後の町歩きは付きません)。


(授業コーディネイター/高橋マキ)

松本 保博 / 松本酒造株式会社 代表取締役社長

昭和20年生。近畿大学農学部卒業後、松本酒造に入社。現在、松本酒造株式会社 代表取締役社長。酒造りに対する想いは並々ならぬものがあり、常に伝統の味を守りながらも新しい酒造りに取り組んでいる。

白井 直登 / 株式会社のぞみスタッフ

1987年香川県に生。2009年、立命館大学文学部人文学科日本史学専攻卒業。 現在は、「京都の魅力を日本へ、世界へ」をキーワードに活動する株式会社のぞみのスタッフとして働いている。

今回の教室:松本酒造株式会社と伏見の街

住所:〒612-8205 京都市伏見区横大路三栖大黒町7
電話:075-611-1238
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いたします。
授業内容につきましては、株式会社のぞみ(075-254-0789)までお尋ねください)
授業当日の連絡先:080-6177-0775

最寄り駅:京阪本線「伏見桃山」駅
教室までの行き方:京阪電車「伏見桃山」駅より、大手筋を西へ徒歩約15分
地図を見る

松本酒造株式会社は、寛政3年(1791)京都東山に「澤屋」として創業し、大正11年(1922)に伏見に移転。これまで「日出盛」や「桃の滴」といった商品を売り出し、近年はイタリア料理に合う日本酒「RISSIMO」を発売するなど、伝統の味を守りながらも新しい酒造りに取り組んでいます。松本酒造には茶室を備えた迎賓館や枯山水庭園があります。三十年余りを要して完成した迎賓館は、まさに京都文化の象徴。この美へのこだわりは酒造りの源にもなっています。酒造りでは、使用する酒米の品種や産地にこだわり、高級酒米だけが持つ上品な美味しさを追求しています。

松本酒造株式会社
HPはこちら

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが、
事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:いい水、いい街、いいお酒。伝統をまもる心意気が生んだ伏見の日本酒〜歴史編〜

大阪と京都を結ぶ街伏見。
おいしい水がある街ということで酒造りが盛んなことで有名です。ですが、知識として知っているだけ、普段は通過するだけではなかったでしょうか?

それではあまりにもったいない!ということで、今回の授業ではそんな伏見の町並み・歴史・酒蔵と、「いいもの」を存分に堪能していただきました!
題して「伏見な冬の1日~酒蔵見学と町歩き~」です。


〜午前の部〜

2010年最初の「京都カラスマ大学」の授業は冬の暖かな日差しの中始まりました。
集合場所は「松本酒造」さん。大変歴史のある酒造会社ということもあり、
一歩入ると蔵の昔ながらの仕事場という雰囲気が広がり、しろい湯気が立ち込めていました。

続々とやってくる生徒さんたちは、普段入る機会のない酒造りの現場を目の当たりにして、
キョロキョロと周りの建物や蔵を見ながら教室に向かいます。

●酒蔵見学●
生徒さんがそろったところで早速作業中の酒蔵に入っていきます。
蔵の前で配られる帽子と靴に被せるカバー。衛生面はしっかりと!

蔵に入ると作業中のゴ-という音とともに、蒸したお米の香りとお米が醗酵しているらしい香りに包まれました。すると先生は、蒸したばかりのお米を全員に手渡してくれました。食べてみると、水分が少なく粘り気のないもので、普段食べているご飯と全く違うものでした。いわく、私たちが普段食べるような
お米では粘り気があっておいしいお酒はできないとのこと。粘り気のないお米で造るとさらっとしたお酒ができるのです!

次に、木のヘラの上でそのお米をこねて小さなおもちを作って見せてくださいました。
これは「ひねりもち」といって、毎日変化するお米の状態をチェックするためのものです。
先生は幼少期、このひねりもちに醤油をつけておやつ代わりによく食べていたそうです。

続いて、階段を上ってタンクの上から醗酵中のもろみの様子を覗かせてもらいます。
「もろみ」というのは、蒸したお米と麹、水、酒母(しぼ)を混ぜたものです。階段を上がると大きな
タンクが口をあけて二列に並んでいました。手前のほうのタンクを覗いてみるとふつふつと小さな気泡が上がってきて醗酵しているのがわかりました。

お話によると、ひとつのタンクに入る量は約2トン! なんでも、人間の手で管理できる限界の量らしいです。そして、日々醗酵の状態を見極めつつ、大体2日に1本ずつタンクを進めていき、20日間かけて
アルコール度数が18度になるそうです。

「手で扇いでみてください」。先生に言われたとおりにタンクの上で手を扇いでみると、果物のような
甘い香りが立ち込めてきました。それと同時に生徒さんの「はぁ~」「ほぉー」という声も。それぞれにタンクの中を覗き込んで楽しんでおられました。

階段を下りると、できたての純米吟醸酒の原酒を試飲させてもらいました。先ほどタンクの上でかいだ
香りより強くフルーティな香りがしていて、少しピリピリとした口当たりでしたが、すっと飲めるもの
でした。普通、原酒というのは苦味が強くて味が濃いものが多い中、松本酒造さんでは原酒でもすっと
飲めるきれいなお酒なのが特徴だとおっしゃっていました。

●松本酒造の歴史●
次に敷地内にある迎賓館「万暁院」に移動し、松本酒造の歴史についてお話を伺いました。松本酒造は、もともと京都市内つまり洛中の建仁寺の門前で寛政3年(1791年)に営業をはじめられました。
その場所は菊谷川の流域で、そこでは菊が咲き誇るほどきれいな水が流れていたと言われるほどで、
その水を使用して酒造りをしていたそうです。

江戸末期の当時は淀川や宇治川の水がとてもきれいだったため、洛中には300軒の酒屋さんが軒を連ねていました。しかし、このころの言い習わしに「酒屋とでんぼは大きくなったらつぶれる」とあるように、酒屋さんの寿命は3年程と言われていました。これは、当時3~4年に一度飢饉が起こり、米不足のために幕府が酒造りを制限したことと、酒の貯蔵には変色などのリスクが大きかったことがその理由です。

伏見は当時から、「伏水」と書いていたほどのきれいな水源があることで有名でした。
しかし伏見は洛外にあり、いくら良い水があって酒造りに適していても、
洛外で造られたお酒は洛中に持ち込むことができなかったそうです。

しかし、時は流れて明治時代になると伏見のおいしい水に注目が集まり、洛中にあった酒屋が伏見に集中し始めました。こちら松本酒造も、大正12年に洛中から現在の伏見の地へ移り、酒造りを続け、今に至るそうです。

「この万暁院は、松本酒造のモノの考え方の中核だ」とおっしゃっていました。
万暁院は京都の伝統的な建築様式を取り入れて作られ、完成まで1万日という日数がかかったことが
名前の由来です。そして、万暁院から望む庭は「畫舫園」といい、桃山時代の遠州流の枯山水で、
船の先に乗ったように景色を楽しめるように工夫してつくられたものです。

なぜ万暁院が松本酒造の考え方の中核なのか?
それは京都の文化、日本が世界に誇れる文化を大切にする心が、酒造りの考え方の原点にもなる
と考えているからです。

「いいものは、
 美しいものは、
 おいしいものは何かと追求し、そして伝承する」

松本家ではこのような思いの詰まった万暁院を迎賓館として利用し、
たくさんのひとに自分たちの酒造りに対する思いを感じてもらってきた。そういう場所だそうです。

先生のお話を聞いていた生徒さんたちも、それぞれに建物や庭を眺めて、文化・歴史そして何よりも
松本酒造で大切にされてきた酒に対する熱い思いを直に感じ取っていたことでしょう。

お話の後は、質問タイムです!

「どうして日々の違いができるのか?」
お米のちょっとした洗い方や、水につける時間、日々の湿度などが理由だが、やはり人間の手で管理しているので、同じ人間が毎日同じ手順で造っても、全く同じものを造ることはできません。
しかし、その中でいかに一定のものを造っていくかが腕の見せどころ!

「日本酒度とは?」
これはもろみのタンクの横のメモ書きを読んだ方が質問されていました。
日本酒度とは、もろみに含まれるでんぷんの量(つまりどれだけ甘いのか)を示す単位のことです。
醗酵のプロセスでは、酵母菌がお米のでんぷんを食べることででんぷんに含まれる甘み成分が減少し、
アルコール度が増していきます。

「伏見の水はなぜ酒造りに適しているのか?」
伏見の水は鉄分が少ないという特徴があります。
このため、伏見の水を使ってお酒を造るとまろやかな味になるそうです。
関西では伏見に並んで灘も酒処として有名ですが、「灘の男水、伏見の女水」といわれるように
灘の水はミネラルが多く含まれるため、酵母菌が活性化され元気なお酒ができます。

「イタリアンにあう日本酒RISSIMOはなぜできた?」
京都カラスマ大学1周年の時に松本酒造さんに「RISSIMO」というブランドのお酒を提供していただき、大変好評でした。でも、そもそもなぜイタリアンと日本酒という組み合わせにしたのか
と疑問に思ったので直接伺ってみました。

かの有名なイタリア料理店『イル・ギオットーネ』に行った時のこと、そのお店では料理に京野菜など
京都の食材を多く使っていたにも関わらず、置いているお酒はワインばかりだったそうです。
それを不思議に思ったことがきっかけとなり、イタリアンにあう酸度の高い日本酒を造ってみたところ、「これ、いいね!」ということになったそうです。
「RISSIMO」というネーミングは、イタリア語でお米を表わす“RISO”と、最高を表わす接尾語の“ISSIMO”を掛け合わせた造語です。

このほかにもたくさんの質問がでてきて、先生はその一つ一つに丁寧にわかりやすく答えてくれました。そして奥様からお抹茶が出され、和やかな雰囲気のまま午前の部は終わってゆきました。


〜午後の部〜

午前の授業を終え昼食をみんなで楽しんだ後、伏見桃山駅にて集合。
午前の部ですっかり打ち解けた人々は午後からの授業で二手に分かれ、こちらは「歴史見学コース」!!

先生は午前授業の松本社長とバトンタッチし、坂本龍馬のように凛々しい株式会社のぞみの白井さん。
先生の号令で『伏見で始まり伏見で終わる~桃山時代と幕末から見る伏見の街~』の授業スタート。

白井先生の案内の下、9人の生徒たちは伏見桃山駅から大手筋を東に上って行き、最初に辿り着いた場所は御香宮神社。御香宮の表門をぞろぞろとくぐるメンバーたち。実はこの門、ただの門ではなかった!!

●御香宮神社~御香宮の表門は実は伏見城の大手門だった!!~●
豊臣秀吉が建てた伏見城。秀吉死後は徳川家康がこの城で政務を行っていたが1625年に廃城。
そんな伏見城の大手門が御香宮の表門として貫禄ある姿を見せていた。
初めて訪れた人々はもちろん地元メンバーも、見慣れた表門が重々しく感じられまじまじと見つめる…。
よく見てみるとデザインも迫力があり美しい。

また大手筋商店街の「大手」とは「お城に続く道」のことだとも教わり、
「なるほどー」「ふむふむ」と熱心に勉強する生徒たち。

秀吉に伏見城の鬼門の守護神ともされて、伏見の守り神となった御香宮神社。
そんな御香宮には湧き水が♪ ここで休憩タイム♪ 順番に水を口に含むメンバーの感想は
「舌触りが良い」「しこりがない」「自然な温度」と大好評。午前授業の松本さんと同じ水質だとか。
その頃、側にあるお賽銭箱にお賽銭をしている人の姿も。

しばらく歩くとクサビの形がついたどっしり大きな正方形の石が!!
当時土の道が主流だったにも関わらず、伏見の街には石の道があったという。
「私たちが思い描いている江戸時代より発展していたのかもしれない」という先生の言葉に、
当時をみんなで思い描く。

歴史は進み江戸時代末期、御香宮神社を含む伏見の町は鳥羽伏見の戦いの戦場となった場所でもある。
そんな鳥羽伏見の戦いの痕跡が残る料亭「魚三楼」へ。

●料亭 魚三楼~町と共存する鳥羽伏見の戦いの痕跡~●
鳥羽伏見の戦いの際、このあたりは砲弾が飛び交っていた。
東側(御香宮)に幕府の陣地、伏見奉行所があったため、京町以西はほぼ消失。
そんな中、魚三楼が無事残ったのは官軍の炊き出しなどをしていたためだという。京阪と近鉄の駅に挟まれる京町通りの並びにある料亭魚三楼。このあたり全て武家屋敷だったそうだが、現在その面影はない。

「こんなところに鳥羽伏見の戦いの痕跡があったなんて!!」と、まじまじ見つめる地元メンバーの姿も。
近代化した伏見の中に他にも大手筋の中にある銀座跡を示す石碑など昔からそのまま存在するものが
あることに、町中に潜む歴史を掘り起こす楽しみを感じ始めた生徒たち。

そして次に訪れたのは大手筋を少しそれたところにある「源空寺」!!

●源空寺●
ここで先生の楽しいクイズ♪ 『中にある2階建ての欄干が無いのは何故だ?』
答えは…お金がなかったから!! 予算切れだったようで、よく見ると一層目と二層目の瓦のデザインも
違う!! 伏見城に安置されていた天下統一の大福を授けたと言われる秀吉の持仏「大黒天の像」も発見。

ここでまたまたクイズ♪『秀吉のあだ名は「さる」が一般的。しかし信長は何と呼んでいたでしょう?』
なぁんと正解は「はげねずみ」。思わずみんな大爆笑!! この日1番の盛り上がりとなりました♪

●四辻の四つ当たり~秀吉が作った軍事施設~●
迷路のように碁盤の目の中に袋小路をつくることで敵を追い詰め、一網打尽を図った道。
「秀吉やるなぁ」と感心していた生徒たちはこの後、さらに秀吉のすごさに遭遇!!

近くにあった伏見の地図の前に立ち止まった白井先生が、「この地図を遠目で見てください」とみんなに声をかける。みんなが地図とにらめっこしていると、先生が「秀吉は川の流れを利用し堀を作ったり、
道路を上手く利用したりすることで伏見の大改造を図ったんだよ」と一言。

先生の言葉に改めて地図を覗きこむと、伏見の町が川で作られた堀で囲われているシルエットを発見!! メンバーは「すごい!!」「おおー!!」と改めて秀吉の力量を感じた。

そしていよいよクライマックスである竜馬通りを抜け寺田屋へと向かう。

●伏見に住んだ坂本龍馬~寺田屋事件~●
江戸時代、伏見は水運陸運の都市でありながら情報集中都市であった。
そんな伏見宿の本陣、脇本陣、旅館、船宿が軒を連ね大いににぎわった竜馬通りにあるのが寺田屋。

現在NHKで坂本龍馬の『龍馬伝』が放送されている影響もあって、人がいっぱい!! 
今回は寺田屋の中には入らず、外からの見学のみだったけれど、先生の解説があるので大丈夫♪

寺田屋前で龍馬が襲われた状況を知り、龍馬が逃げたであろう逃走経路を実際に辿る生徒たち。寺田屋で襲われた龍馬はかなりの怪我を負ったらしく、決して近くはない距離を自分の足で歩いてみることで、
逃げるのは大変だっただろうなぁと当時の龍馬の大変さ・必死さを感じる。

教科書にないものをたくさん体験した生徒たちは満足の表情でいっぱい♪ 同時に、お昼御飯の後に
たくさん歩いてとても清々しい様子。快晴だった散歩日和が寒空になってきたと共に、授業のまとめに。

~伏見に始まり、伏見に終わる~
江戸で開府されたと思われがちな江戸幕府。実は家康は伏見城で将軍宣下を受け、日本初の銀座などを
開設し、伏見を日本の中心・政治の中心と捉えた。江戸時代の始まりは「江戸」だと思われがちだが、
実は伏見!! 徳川3代が伏見城で将軍宣下を受け関ヶ原後、約20年間は徳川幕府の政治の舞台であった。

時代が流れ幕末。桂川と京町通りで始まった鳥羽伏見の戦いにより江戸幕府は滅亡の一途をたどる。
こうして伏見で開府された江戸幕府は、伏見で終わりを迎える。

この事実を知った生徒たちは、感無量の様子。さらに今回実際に歩いて伏見の歴史を感じた人々は、
その奥深さを身体で実感。
「実際に歩くと当時の距離感がこんなにわかるなんて!!」「今日は目からウロコでした」「ストーリーや裏付けが町中にあるんだ」「実際に歩いて探るのが楽しい」と、実際に足を運ぶことの大切さを実感。

先生のおっしゃっていたように「そこにあるものをいつもと違う視点で見る。すると点と点が結び付いて線となり、教科書には載っていない歴史の事実を発見することができるかもしれない」。

些細なことでも新たな当時の面影が発見できるととても嬉しいもの。実際に歩いてみないとわからない
ことはたくさんあるはず。これからは伏見に限らず、小さな視点、大きな視点など色々な角度から
眠る歴史を探ってみたいですね♪

●利き酒●
伏見散策の後はお待ちかねの利き酒です!笑。松本先生がお忙しい中もう一度登場してくださって、
利き酒用の4種のお酒の説明をしてくれました!
①「桃の滴」のしぼりたて!
②「日出盛」
③「RISSIMO」
④「厨酒」(お料理に使うもので、アミノ酸の量が通常のお酒のなんと6倍!)
さらにもう一つ!
⑤実際に酒造りに使用している「お水」

生徒さんたちは先生の勧め通りにゆっくりと味わってその違いを楽しんでいるようでした。
ですが町歩きの後ということで、2つのグループそれぞれの体験についてお互いの話をしているうちに、
お酒もはずんで皆さんけっこう盛り上がっていました。最後のほうになると、けっこうなハイペースで
お酒が消えて行くのでした・・・。


(午前の部・利き酒/ボランティアスタッフ 中川登美子)
(午後の部/ボランティアスタッフ 畑百合子)

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レポートUP
カテゴリ:【他団体主催講座】
定 員 :10人
参加対象:どなたでも(ただし20歳以上の方に限る)。