京都カラスマ大学

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授業詳細

【き(木)づかい学科】

つみきで森を考える②~体験!一万ピースのつみきワークショップ実践編~

2010年04月03日(土) 12時30分 ~ 15時00分    教室:元・立誠小学校
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※1:本授業の抽選は3月22日(月)に行います。抽選予約受付は3月22日(月)12時までです。
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、3月31日(水)24時まで先着順で
お申し込みを受付いたします。
※3:本授業は、全2回のシリーズです(1回完結型授業です)。
おまたせしました、つみきで森を考えるシリーズ第二弾「実践編」のご案内です。

木の椅子、木の机、木の家・・・・
お寺も神社も、私たちは知らず知らずに木の製品に囲まれて暮らしています。
木の製品のイメージといえば「エコ」。しかし、付き合い方を間違えると「エコ」とは程遠い結果になること、ご存知でしたか?

今、「木との付き合い方を学ぶつみきワークショップ」がじわじわと全国で広がっています。
つみきワークショップとは日本の森を守り育てる過程で生まれる「間伐材(森林を健康に保つために必要な間伐作業によって生産される木材)」をつかって作られたつみき1万ピースで遊ぶワークショップです。
ワークショップでは森のこと、木を育てること、木との付き合い方を学び、すてきな「き(木)づかい」ができる人がたくさん生まれています。



今年、京都カラスマ大学ではこのつみきワークショップを京都でも開催することを目標に「つみきゼミ」を立ち上げます。

「つみきで森を考えるシリーズ」ではゼミ立ち上げに先立って、まずは関心のある方に
「つみきワークショップにはどんな目的があるんだろう?」ということを知っていただくため、
2月には「森の話編」と題して、日本の森の話や木を使うことの大切さなどをまなびました。

続くシリーズ2回目の今回は、いよいよ「つみきワークショップ」を実際に体験します。
つみきとの出会いは「つみきシャワー」。ヒノキや杉の香りにつつまれて五感でつみきを感じた後に、
つみきをつかって自由に遊びます。

つみきを高く積み上げるもよし、平面に並べてもよし、参加者同士協力して大作に挑戦するもよし。
できた作品は最後にみんなで鑑賞します。

授業では、2月の授業の復習として「日本の森の話や木を使うことの大切さ」についても簡単におさらいしますので、「2月は参加できなかった!」という方もご安心ください。ゼミに興味ある方はもちろん、とりあえず体験してから考えたいという方も大歓迎。また、お子様連れでの参加も可能です。

本授業は「元・立誠小学校」で行われている桜まつりの一環として開催されます。今回のわたしたちの教室は、古い小学校の講堂。お祭りに遊びに来た子どもが飛び入り参加したり、たくさんの人がみなさんの作品を眺めていく、なんてこともあるかも?!
もちろん生徒のみなさんも授業の前後に、桜まつりの展示や出店を楽しめます。校舎や校庭は小学校の面影をそのまま残していますので、お祭りを楽しんで童心に戻ってから授業にきたら、2倍も3倍も楽しめるかもしれません!

1万ピースの間伐材つみきと触れ合うワークショップをつうじて、日本の森との付き合い方を考えます。

【授業の流れ】
12:15~     受付開始
12:30~12:45 つみきワークショップ概要説明
12:45~13:15 つみきシャワーとつみき遊び
13:15~13:25 作品鑑賞①
13:25~13:55 つみき遊び
13:55~14:25 作品鑑賞②
14:25~14:30 記録に残そう!写真撮影タイム
14:30~14:45 片付け
14:45~15:00 まとめ「日本の森とつみきワークショップの役割について」 

【注意事項】
※1:つみきゼミへの参加をご希望の方は、できるだけご参加ください。
※2:第1回授業(2月)に参加していない方もご参加いただけます。
※3:ズボンなど動きやすい服装でおいでください。会場は土足厳禁となります。
※4:10歳以下のお子様の参加はお申し込み不要です。(保護者の方1名のお申し込みにつき2名様迄)
※5:お子様連れでの参加を歓迎しますが、会場には託児施設等お子様をお預かりする施設などはございません。あしからずご了承ください。

(授業コーディネイター/塚本史緒・高橋マキ)

つかもと ふみを / 京都カラスマ大学つみきゼミ呼びかけ人

東京都出身。2009年10月より京都カラスマ大学に関わり始める。国内外の森林と人の暮らしのあり方を考えたいと、国際協力NGOオイスカに勤務。そこで出会ったつみきワークショップに感銘を受け、2008年オイスカ退職後に移住した京都でのつみきワークショップ開催を目指している。

今回の教室:元・立誠小学校

住所:京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
電話:075-212-6391
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願いいたします。
授業内容につきましては、京都カラスマ大学までお尋ねください)

最寄り駅:京阪「三条駅」
・京阪「三条駅」から西に歩き、三条大橋をわたって一本目の交差点(松屋の角)を左。木屋町通りを高瀬川沿いに5分ほど歩くと、右手にみえてくる。
・教室では靴を脱いでいただきます。
地図を見る

元・立誠小学校の周辺は、京都を代表する繁華街としての賑わいと、木屋町沿いの高瀬川や桜・柳の並木、花街・先斗界隈に見られる風情ある景観が広がっています。その中心にある立誠小学校は、1993年に閉校しましたが、その後も地域の方々によって様々なイベントや地域活動の拠点として維持、管理されています。授業当日の3日から翌4日まで、高瀬川桜まつり2010が開催中。さまざまな展示や出店、出し物がならび毎年多くの人でにぎわいます。
HPはこちら

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではありません。ご来場の際は、お手数ではございますが事前に京都カラスマ大学事務局までご連絡ください。当日スタッフが対応させていただきます。
京都カラスマ大学事務局(karasuma@univnet.jp)

レポートタイトル:つみきが引き出す、子どもたちの“そうぞう力”

今回は「つみきで森を考える」シリーズの第2弾。
絵本を教科書にした前回の“森の話編”に引き続き、待ちに待った“つみきワークショップ実践編”です。

先生は、大学院で森林の研究をされている つかもとふみを さん。
教室は、1993年に閉校となった元・立誠小学校の体育館。
この日は元・立誠小学校の校舎や運動場で高瀬川桜まつりも行われていて、
祭りに来られていた親子連れなど多くの方々に飛び入りでワークショップに参加していただきました。

■つみきシャワー
体育館に赤い毛氈(もうせん/敷物のこと)を敷き、準備が終わると、生徒さんが集まってきました。
紙芝居を使っての説明の後、まずは生徒さんたちに一列になって仰向けに寝転んでもらいました。
目をつぶっていると、ガラガラと賑やかな音が近づいてきます。つみきがいっぱいに入った容器を抱えたスタッフが、歩きながら生徒さんの足元に“つみきのシャワー”を降らせていたのです。
体育館のあちこちから、歓声が上がります。

■つみき遊び、その一
降ってきたつみきを使って、いよいよつみき遊びの始まりです。大人も子どもも、試行錯誤しながら
つみきを積み始めます。積み方が決まってきてからは皆さん夢中になって積み上げていましたが、
つかもとふみを先生が生徒さんの作りかけの作品を紹介していくと、「こんな積み方もあったんだ」
と自分の作品の積み方を変える生徒さんもいました。

時間がきたので、毛氈の外から眺めると、どの方の作品もなかなかの出来。
ここで、先生から重大発表がありました。
「実は、今までは練習でした。作ってもらった作品を、一旦崩しましょう」
せっかく苦労して作ったものを崩すのはもったいない気もしますが、「次はもっとすごいのが作れるよ」
と言うと子どもたちも教えられた通り、優しく抱きかかえるように自分の作品を崩していました。

■つみき遊び、その二
先生の言葉通り、2度目の作品はどの方も前作を上回る力作でした。
自分の身長を超える高さの塔を作った子や、繭(まゆ)のような芸術的な形のドームを作った子もいて、個性の光る作品ばかり。

それをつみきの道で繋いでいくと、全体が一つの街のようになります。
赤い絨毯(じゅうたん)の上に広がる、白い道と白い建物。
一人ではできないことも、みんな一緒なら作り上げることができるんですね。

最後はもちろん、作品を崩して片付け。
「もっと遊んでいたい」という声も聞こえましたが、つみき遊びは、片づけまでがつみき遊びです。
作品はなくなってしまっても、木に触れたときの感触や、知らない人とつみきを分け合ったときの
気持ちは、ずっと心の中に残っていると思います。


今回のつみき授業は、もちろんつみきで遊ぶことだけの授業ではありません。
この授業で使われたつみきは、間伐材から作られたものです。日本には、薪や建材を得るために
昔の人々が大切に手入れをしてきた森林が多くあり、以前に比べて林業の元気がなくなってしまった
今日では、その手入れが十分に行われていない現実があります。
森を健康に育てるために、間伐を行い、そしてその間伐材を有効活用する――
その必要性を肌で感じてもらうために、今回のワークショップは行われました。

今回の授業では、子どもたちの想像力と創造力に驚かされました。
プラスチックの玩具のようにカラフルに色づけされているわけでもなく、ゲームやテレビのように勝手に動いて楽しませてくれるわけでもない、ただ木を削っただけの、たった3種類のつみき。
子どもたちの“そうぞう力”が掻き立てられたのは、その手に木本来の感触があったからだと思います。

(ボランティアスタッフ 塚本康司)

※写真をクリックすると拡大します。


 

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レポートUP
カテゴリ:【き(木)づかい学科】
定 員 :40人
参加対象:どなたでも/つみきゼミに興味のある方